終盤からラストまで体感20分くらい台詞ないとか…。台詞はなくても画面が語ってるから無用なのだ。
しかしヒューゴウィービング刺さるなあ。中華料理店のくだりでのミスリードを誘う設定や台詞が、ラストの伏線として良く機能してる。
二人のプロフェッショナルが失ったものを取り戻したいという想いを胸に秘めながら戦うんだけど、ヒューゴに関しては銃撃戦の後に何の言葉も残さずにくたばってるという無情感が最高すぎる。
静の中に熱い男を感じる好きな作品であった。
個人的に惜しむらくは荒野の美しさを活写するにはスタンダードよりシネスコの方が良かったんじゃないかと。ただ断崖とか高低差のある構図がちょいちょいあるからそういう選択をしたのかもしれないけれど。
