ボリビア奥地のジャングルで遭難して孤軍奮闘したヨッシー・ギンズバーグの実話を元にしたドラマ。
未だ冷めやらぬ『キル・ユア・ダーリン』熱からダニエル・ラドクリフ繋がりで鑑賞。
本当に全く全然関係無いけど、今作でもラドクリフの役名は”ギンズバーグ”
↓↓↓以下ネタバレあり↓↓↓
地味〜に嫌なことが続く前半〜中盤。
実話ってことはどうせまだまだこんなもんじゃないんだろうなと覚悟しながら観ていたら、わりと最後まで地味めな最悪が続いて行くのがまた現実的で逆に嫌(良い意味で)
足の怪我(?)とか、リドリー・スコットが好きそうな寄生虫とか…あれは何…?ジャングルに詳しい人の解説を聞きながら観たくなる。あんなの本当に居るんだろうか…いやいや流石に盛ってるよね?…ね?
検索して怖い画像が出てきたら死ぬので世界の摩訶不思議の中にそっと入れておこう…。
それからラドクリフが川の激流に流されるシーン。あまりにガチ過ぎて本当にラドを流して撮影したのか、スタントさんなのか、それともCGなのか…、ストーリーよりも撮影事情の方が気になってしまってそっちでハラハラしました。
19日間の出来事だったけど、最終的に無人島で4年暮らしたキャストアウェイのトム・ハンクスよりズタボロになっていたヨッシー。
寄生虫や肉食獣や空腹よりも、人間にとって一番の脅威は孤独。
ヨッシーにはウィルソンも居なかったもんね…🏐
そして最後の最後のオチが急にとんでもなくホラーでめちゃくちゃ怖かったです。
作中唯一の善人マーカスがひたすら可哀想…。
カールとどうなったのかは分からないけど、死んでたとしても死んだことよりあんな風にして友達に追い払われたことが何より可哀想でした。
面倒臭さをモロに顔に出してくるケヴィンよりも、自分は別に嫌ってないけどって顔をして言葉巧みに遠ざけようとしてくるヨッシーの方が私は無理。