マリリン

ガーンジー島の読書会の秘密のマリリンのレビュー・感想・評価

4.0
島の美しい風景の中に戦争に翻弄されてきた人々の心が様々な瞬間に過去へと戻され苦悩を抱え続ける。そこへ本の世界を通じご縁が始まる。美しく聡明なジュリエットが心に導かれ島を訪れはじめは苦悩を抱えてるがゆえに硬い扉を閉ざしていた読書会のメンバーがいるなかでジュリエットの素直な清い心にだんだんと通じあってくる。自分の心に従い迷いなく振る舞えることは勇気がいり尊いこと。キーパーソンのエリザベスのそういった振る舞いを知ることでジュリエットの心はより深く素直な自分へと変化する。この物語に出てくる人々はジュリエットの婚約者をはじめとても素敵な人々である。この映画も心にしみた作品である。
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