■くまが教えてくれたこと
両親と常に一緒に暮らすジェームスは、ブリグスビー・ベアという番組が大好き。ネット上にその素晴らしさを広めようとするほど熱心なファンである。そんなある日、突然警察が彼らの家に現れて両親を逮捕。ジェームスは保護されるとともに、両親だと思っていた二人は実は25年前に幼い彼を誘拐した犯罪者であることが明らかになる。本当の両親と妹との本来の生活が突然戻ってきたジェームスは、やがて大好きなブリグズビー・ベアも偽の父親が作った偽の番組だと知り…
というお話
非常にユニークかつ、一見すると重たいテーマでありながら、終始ジェームスを取り巻く人々が優しくて温かみのある作品でした。
ブリグズビー・ベアの結末を作ることに情熱を燃やすことで、社会性や失われた時間、なによりも未来を取り戻すことになったのだと気付くエンディングには爽やかな感動がやってきます。
公開当時、口コミで評判の高さは耳にしていましたが、たしかに良い作品でした。
刑事さんがいいよね。うん。
