君のいなかった空白の時間も、君を形成してきたすべても、受け入れてあげる。仲間が、家族がいるから、前に進める。進むんだ、ブリグズビーベア！それからやっぱり映画って最高of最高だし、ひとの気持ちを動かす程の「好き」って気持ちは最強だな！！
一晩寝かせて追記。
どういうスタンスで観ればよかったんだろう。
誘拐犯のもと育ってきた主人公が、そこから飛び出た世界でもそれまで通りに、ともに育ってきたブリグズビーベアをずっと好きでいる気持ち。だって“それでいいんだよ”って、素直には言えないじゃない。でもすべて奪ってしまうのも違う。じゃあ、、って、どっちつかずな立ち位置は、彼のことで悩んでいる本物の両親のそれみたいで。
刑事さんが持ってきてくれたブリグズビーベアグッズにも、それでいいの？それ本当に彼のためになるの？って思っちゃったし、なんていうか、まっすぐに応援できなかったんだよなあ。
でも彼が映画をつくりたい！と思う気持ちや、それを突き動かす程のブリグズビーベアへの「好き」の気持ちのピュアさに罪はねーな、って、いつからか思えたら、ああもう映画よ完成してくれ。って、応援してた、それはとてもとても、心からのものだった。
