このレビューはネタバレを含みます
映画館の大画面で見られたことに感謝。
迫力のアクションに興奮し、性善説に基づく物語に涙しました。
クリスマス時期に公開してくれた意味も感じて嬉しかった。
『恋とはどんなものかしら』にのせたスティーブの未来探訪が可愛過ぎてずっと見ていたい。ダイアナとスティーブがカップルとしてもバディとしても最高に最高なので、この2人がずっとデートしてる映画が欲しいです。
ただワンダーウーマンがこんなに哀愁に満ちたヒーローとして描かれるとは予想しておらず、心の準備をしていなかったために少しモヤッとした気持ちも。
前作を踏まえればそうなるよね、という納得できる展開ではあったけれど、今の時代に、女性に対して愛よりも世界を選べと言われるのはなんだか素直に受け取れない。ダイアナが搾取される側の人間のように見えてしまい悲しかった。
敵であるマックスとバーバラという持たざる者たちの望んだ願いも単純で切実で、なんだかずっと切なく、悪の複雑さを取り留めもなく考えてしまう。
ラストのアステリア様、なんだかスペシャルな登場だったなと思い調べてみたら、TV版のワンダーウーマンの方だとは!!テンション上がりました。