いわさきです

ワンダーウーマン 1984のいわさきですのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしいですが、自分の真実と向き合うことと、愛って大切だなとめちゃくちゃに感じました。
前作と比較して上映時間長く、ストーリーもゆっくりで、アクションも入り込めず退屈だなと思う部分もありましたが、ラスボスとの対戦から、圧倒的にそれまでの退屈さをひっくり返されました。泣きじゃくりました。

リアルな話ではないですが実際、人間の欲望が簡単に叶うと暴走すると思うし、ブレーキは踏めないよなと思いました。
悪役の2人も過去の苦しい経験や自身のコンプレックスへの復讐が暴走して決まっただけで、悪人ではないし、誰しも陥る可能性だったり、すでに当てはまる点もあるなと思いますし。
その暴走を止められるのは、真実の自分と向き合うことと、他者への愛しかないよねと納得してしまいました。
印象的だったのは、バーバラとダイアナの食事シーンで、ダイアナがバーバラのことを自由で羨ましいというセリフがあって、、持つ者も持たざる者も互いに悩みはあって、持つ者だからこそ自分へ失望する時は激しいし、力に縛られることもあるから、持たざる者を自由っていう考え方もあるのかもと気付きを得ました。

上映時間が長いのも、前作観てない人、原作、過去の映画シリーズへの愛(配慮)かなとよくわかってませんが勝手に思えてきて、凄く良い映画だなと、観終わったあとに感慨深い気持ちになりました。