コロナで次々と話題作が延期になる中で、彼女だけは2020年内に帰ってきてくれた。たとえ興行収入は期待できなくても、映画の光を絶やさないために彼女は戦ってくれた。それだけで彼女とワーナーさんにとにかく感謝。ありがとうございます。
少し長尺だったけど、個人的には前作に負けず楽しめた。大義のために選択を迫られるダイアナ。まさに王道ヒロイズムの物語だけど、運命を受け入れる姿は涙なしでは観られなかった。
映画のメッセージをどうしても現在と重ねて考えてしまうのは、コロナを経た受け取り側の変化だと思う。これからしばらく続くだろうな。
時に小さな願いや些細なわがままを犠牲にしながら、大事なものを守っていく。そうして続いていくこの世界はやっぱり素晴らしいのだなと、少し前向きになれた。