抑圧され、汚れた社会に鳥居みゆきがSHOUTする!!
…はい。
パンクムービーという名のジャンルがあることを初めてしりました。
…はい。
映画の中で、SHOUTされればされる程に僕の気持ちは冷めていく。
そもそも、パンクロックもちゃんと歌詞を見て聞いたことなかったなぁ。
パンクロックの意味を調べて、訴えたいことには共感できる。
けど…この作品が訴えたかったことは何なんかなぁ??
暴力的な表現をして、それらしいセリフを並べればパンクなんやろうか。
誰かの心には響くのやろうか。
少なくとも僕には、共感できる要素は微塵もなかった。
僕は、まだまだ抑圧のされ方が甘いのか??
いやいや…SHOUTしまくりてぇ〜っスよ。
叫んでも叫び足りない。
それでも生きていく為には、喉が引き千切れようとも叫び続けるだろう。
誰にも届かへんかっても。
あら?らららら…!?
一旦冷静になってみる。
すーはー…すーはー…すーはー(深呼吸)
この作品はパンクなのかもしれへん。
抑圧してくる何かをぶっ壊してやろうという気概に溢れ過ぎているのかも。
僕の感性や価値観にフィットしなかっただけ。
なのに…この作品を自分の中で全否定することは抑圧する側とは同じなのでは?
作品の印象は狂気。
鳥居みゆきさんの芸風をもっとバイオレンスにした感じは、とてもハマっていた。
てか、めちゃくちゃお見脚が美しいなっ!!
個性的な魅力の役者様ばかりで、パレットの中がぐちゃぐちゃ…。
気色の悪い世界観は特異で、琴線に触れれば…得も言われぬ刺激的な快感を楽しめそうな雰囲気は…ありそう。
僕的には、笑いのツボやメッセージ性のあらゆる点においてハマらなかった。
もう少し脈絡と深みがほしかった。
こういう作品を観ると映画の難しさや奥深さを痛感する。
僕は、自分の好みや求めているものに拘りが強すぎるのかもしれへん。
お時間を持て余してはる方以外には、おすすめできへん。
cast(役者·キャラ) 3(コセイニアフレテル?)
story(物語) 1.5
architecture(構成) 1.5
Picture(映像) 1.5
acoustic (音) 1.5
22-120