ダンスシーンの振付、躍動感がすごい!
有名なスタンダードナンバーの音楽が入っていたり、王道ミュージカルの様式美がたくさん入っていて教科書のようです。ルーシー・ショーみたいな雰囲気のシーンも好きでした
ですがその分、場面をつなぎ合わせているだけに見えてしまい、内容が薄く見えてしまいました
映画版も見ましたが、脚本はむしろ現代版の方が保守的です。結末は映画の流れとは少し違うだけなのに納得できませんでした......
映画版では、ジムもリンダもズルさがあります。人間的で深みを与えているのですが、舞台版はズルさを感じさせません
俳優が全力の演技をしているので見ていてお腹いっぱいになりました。演技自体も気になりました。ピアノがどうしても弾いているようには見えない。お手伝いさんが怖い......
現地の笑い声がそのまま映像に入り、昔のシットコムを思い出させる。そこまで笑えるかな......、と思うことが多かったので置いてかれてしまいました
成長したコービン・ブルーのタップのシーンは流石でした!