このレビューはネタバレを含みます
MI6のエージェントとして英国のため, 世界のために, ビシッと決まったスーツスタイルで己の犠牲にも無関心に闘うボンドも無論かっこいいのだが, 大切な人を守るため, その幸せを願って闘うボンドがとてつもなくかっこよかった. いろいろ出てくるスパイガジェットもかっこよくワクワク.
ただ. 悪役の印象がちょっと弱かったかなーと... 冒頭のシーンは得体の知れぬ恐怖感があってよかったのだが, それ以降あまり掘り下げられた感じがせず... 日本人として枯山水やボンドの土下座などの要素が出てきたのは意外でちょっと嬉しいが, 脈絡がないように思われてならなかった. 何か見落としているのだろうか...