お疲れ様、そしてありがとうダニエル・クレイグ
カジノロワイヤルからボンド映画に触れた自分にとってはやはり6代目ジェームズ・ボンドが最高のボンドであると思っているし、それだけ思い入れもある
そんなダニエル・クレイグ版ボンドの終着点、本当に彼のジェームズ・ボンドに出会えて良かったと思えた
感情とか思い出補正を完全に抜きにして評価するならいろいろ雑な感じは否めずカジノロワイヤルやスカイフォールの方が…と言いたくもなってしまうが、映画ってのは感情や思い出でこそ楽しむものだと思ってるので本当大好きな作品になりました
もっと言えば、過去のボンド映画ってそういう雑さも含めて楽しむみたいなところもあったわけだし(カジノロワイヤルやスカイフォールがオシャレすぎた)原点回帰っていう意味合いで肯定的に捉えてる
ダニエル・クレイグ版って今までのボンド像を塗り替えるようなことをしてきたけどその最終章であえて原点回帰的要素と過去からの脱却的要素をミックスしてたのが非常に良かった
そんな6代目ボンドの象徴の一つであるブルーアイ、それをあんな完璧な演出として使ってくれるとは…
ラストのあの瞬間、自分でも驚くほど突然涙が溢れてきて止まらなかった
こんなにダニエル・クレイグのボンドが好きだったんだな
最愛のマドレーヌ、愛すべき仲間たちであるM、Q、マネーペニー、タナー、そしてフィリックス、新キャラのノーミとパロマも含めてみんな魅力的で大好きだ!とか言いたいことはたくさんあるけど、とにかく一番言いたいのは
「15年間ジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグへ最大限の賛辞と感謝を」
“JAMES BOND WILL RETURN”
7代目への期待とプレッシャーはとてつもないものになってるけど、また新たなボンドに出会える日を楽しみにしてるよ