太陽と共に去った海

007/ノー・タイム・トゥ・ダイの太陽と共に去った海のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・ボンドの後のジェームズ・ボンドが想像できない。
だからジェームズ・ボンドとしての007がここでフィナーレだとしても悔いはない。悔いはないどころかここでジェームズ・ボンドとしての007に終止符を打ってほしい。想像出来ないししたくない。彼以上のジェームズ・ボンド??なんなら私の中でダニエル・クレイグはダニエル・ボンドだし、彼がボンドの死を演じて007史上に名を刻んだという事実に感涙する。

彼のシリーズでのボンドは人間味があってアトラクション性だけじゃないシリーズだったなと思う。本作に関してはボンドガール(ボンドレディー?)の立場も前例を世襲していない点においてジェームズが真実の愛を見つけたんだろうなとも。007が真実の愛?もっとドライでいろよ!って本作だけ観たら思ったりするのかもしれないけど、007シリーズを観てたらジェームズに感情が芽生えて成長したというか、人間として生きる意味やら幸せを感じれるようになったと捉えられて素敵なフィナーレだったなと思うの。

約1年前に12月21日に公開と知って特別な何かを感じたの。ああ私の誕生日に公開してくれるんだな、と。周りで観てる子はほとんどいなかったけれど007にハマって本当によかったな🥲1年間待った甲斐があったよほんとうに。あと1回は観ます。