アーモンドフィッシュ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのアーモンドフィッシュのレビュー・感想・評価

4.2
最後は泣けました!ダニエル・クレイグのボンドに会えないのかと思うと寂しい。「金髪ボンドはオカシイ!」「身長が足りない!」など散々叩かれたけど、今では「S.コネリーを超える最高のボンド」とまで称されるようになりましたね。

日本が舞台として出てくるのはやっぱり監督が日系だから?とか考えてしまった。内容については他の方が触れられてるので割愛

007シリーズは最強のシリーズ映画だと思います。というのも、シリーズ映画は時間が経てば俳優が年老いたり亡くなったりするのでキャストを変えなければならないし、長年演じているとキャラクターと俳優のイメージが固定されて交代するとファンからバッシングされるという運命にあるからです。ハリソン・フォードじゃないインディ・ジョーンズって想像できないですよね(笑)だから主人公の息子の話や父親の話にしたりして、なんとかストーリーを繋げていこうとするのですが、結局それも尻すぼみになって終わるというのがシリーズ映画のパターン。でもその点007は初期の段階からジェームズ・ボンド役を次々に変えて世間やファンに「ジェームズ・ボンド役は変わるもの」ということを常識にすることに成功しました。ダニエル・クレイグが降板しても「次は誰だろう」と予想する楽しみが出来るというのも他のシリーズ映画では考えられないこと。もしかしたら今後100年は続くかもしれませんね。

次のボンドは誰でしょう?私はアダム・ドライバーだと予想してます(笑)