そうかっ!だからダニエル版ボンドは終わりなのか…!
久しぶりの映画館で鑑賞、やっぱり映画は映画館で観るのが一番ですね!
段々アクションがド派手になってしまったダニエル版「007」シリーズ。
本作も負けず劣らずド派手です。
5作を通じてボンドの内面も描かれ、独立した作品ではなく連作した展開のダニエル版。
さすがキャリー監督、ワンカットがあり緊張感が漲るカットになってました。
あれもこれも詰め込みきちんとバランス良く展開させたので上映時間長めですが退屈せず楽しめました。
アナさんのシーンが程好いユーモアでかなり好きです。
しかし、悪役の秘密基地ってどうしてああなっちゃうんですかね?まあ、それがボンド映画なんでしょうけど…。
社会問題もさりげなくシナリオに入れつつボンド映画として成立させる手腕は巧みで、撮影、編集が上手く淀みなく展開させています。まさかハンス・ジマーが音楽をやるとは思わなかったけど、やっぱりジマーらしい壮大且つ派手な曲調で盛り上がりました。
ただ、ソフトを買って何度でも観たいか?と問われると、う~ん…。やっぱり「カジノ…」が一番かなぁ…。
スパイって隠密な行動じゃないの?なんて野暮なことは言わないで!だって世界一有名なスパイなんだから!