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007/ノー・タイム・トゥ・ダイのniのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

最後がすごく衝撃だった。
ダニエルクレイグ版以外の007を観たことがないからなんとも言えないのだけど、他の人版でも最後にジェームズボンドが死んで終わるとはおもえなくて、時代とともに作品が変わっていることを少し嬉しく思いました。こう書くとジェームズボンドの死を喜んでいるように見えますが、単純にそう思っているわけではなくて、彼が死んだのは、マドレーヌのことを信じなかったことへの一種の罰のような気がしたからです。こういう男性中心の映画を観るたびに男女の年齢差にイライラするのは変わりなかったけど、確実に映画界も変わりつつあるのかなと思うと嬉しかった。でも男女の年齢差、もちろんこのぐらい年齢差がある恋愛をダメと思うわけではないけど、若い女性しか男性ヒーローと恋愛できない、みたいな縛りが嫌だなすごく。男女逆の恋愛が、このぐらい大規模な作品で同じぐらいあるならフェアだけど、そんな作品、私が今思いつく限りでは、ゼロです。笑
次のボンド、誰なんだろう。最後の「James Bond will return」が印象的だった。
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