まず、久しぶりの映画館での鑑賞楽しかったー！しばらくお家映画ばっかりで劇場はご無沙汰だったので、映画館のスクリーンと音響でおなじみのテーマ曲を聞いた瞬間嬉しくて鳥肌が立ちました。銃声も爆撃後の耳が遠くなる感じもやはり映画館だと別格。すごく楽しかったです。
本編の感想としては、オチだけは代々の007のしきたりみたいなものがわかっていなかったのでそれはいいの？！と驚いてしまって作品に没頭しきれなかったのが悔しいですが、それ以外はこんなに面白くていいのかと思ってしまうほど好きな展開でした。正直、スペクターの残党的な話に進みかけたときはそこまでワクワクしませんでしたが、それが覆るパーティーシーンからがすごくワクワクしました。それと今回登場したキャラが新旧含めてとっても好き。お馴染みのメンバーの5年後の姿も新たな007や訓練3週間の女性もチャーミングさやユーモアがあって好感を持ちました。今回の敵ボスは結局目的は何だったのかや行動の意図が掴みにくいキャラでしたが、ラミマレックのただ者じゃない演技が良い味を出していたと思います。これでダニエルクレイグ版ボンドがラストだと思うと少し寂しいですが、5作にわたる彼のボンドを観ることができてよかったなと満足しています。
ちなみに、たしかダニエルクレイグがボンドに決まったときにこれまでとイメージと違うや目が青いといった声を見かけた気がするので、台詞はもしかしたらちょっとメタ的な意味もあったのかなと思ったり。
