MubaoMasato

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのMubaoMasatoのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

▽あらすじ
引退したボンドは、ジャマイカでホワイトの娘と静寂な引退生活を送っていた。
そんな中、カジノロイヤルで助けて貰ったCIAの友達フィリックスが助けを求めていた。
しかし、ボンドは、知らなかったホワイトの娘の深い闇に怪物がいることを。

▽感想
勿論満点の作品でした。最後のシーンは泣いてしまいましたね。
この作品を観る前に、ダニエルグレイグの007作品4本観なければ、感動を味わえずに、終わってしまいます。
それは勿体ないので、四本を観てから、この作品を観て下さい!!

この作品のポイントは3つあります。

①ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドが大団円を迎えるからです。

この作品で、最後のダニエル・グレイグ。ボンドを演じる期間は一番長いです。
個人的には、スペクターで終わっても良かったと感じたのですが、今回の作品は、そのレベルを悠々と越えていきました。
果たして、ダニエル・クレイグが007に残したいものは何なのか?
その理由を知った貴方はきっと涙するだろう。

②ボンドが居ない間に、00機関が一新されていました。
ボンドが引退した後、007に新しいボンドが入りました。その人物は、黒人の女性で、中々の強者。
威厳な態度を持ち、Mの指示をきちんと守る人物ですね。
この女性とボンドは共闘をしますが、その場面が滅茶苦茶良いんですよね。

一人では補えないことを、ボンド二人がいれば、どんな敵でも乗り越えるという自信が付くんですよね。

そして、今回少ない時間しか、出演しませんでしたが、パロマが一番印象的でした。
パロマを演じたのは、アナ・デ・アルマス。ナイブズアウトでも、良いキャラを演じた彼女が、この作品では、セクシー且つ滅茶苦茶強い。
数分しか出ていないのに、こんなにも印象的なイメージを残すのは、MARVELのロキを思い起こします。
願望を言えば、もっと出演して欲しかったな!!

③今回の敵サフィンの武器が最強過ぎる。

サフィンを演じたのは、ボヘミアン・ラプソディのフレディを演じた、ラミマレックです。
身体に、毒によってボロボロになっており、キングダムの韓の将軍に似てますね。

また、残酷的な考えを持ち、一人の女の子を親から引き離したり、母親を撃ち殺すといった中々の残虐性を持ちます。

何よりも、武器が強すぎる。今回の敵は、銃の使い方が上手いのではなく、感染力の強い毒を持っており、彼が人間の生死を握っています。
何か、コロナと似ていますよね。陰謀論では、誰かが世界の人々を消すために作ったと考えれば面白いですよね。

因みに、サフィンの周りは、日本の畳や古風に感じる風景が見えたので、日本を使ってくれてありがとうねと染々と感じました。

▽最後に伝えたかった作品の意味
今回のジェームズ・ボンドを演じた、ダニエルは、青い目や金髪はボンドらしくないし、ふさわしくないというマスコミが意見をしました。

そして、この作品では、ダニエルのこの答えを示していると感じます。
その答えとは、、?
映像をご覧下さい!お勧めです。
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