やむちゃ

007/ノー・タイム・トゥ・ダイのやむちゃのレビュー・感想・評価

3.6
備忘録
2021.10.4 TOHOシネマズなんばで鑑賞(IMAX)。

ラストは「そうか、そう終わらせるのか」という印象。

ショーン・コネリーやロジャー・ムーアの頃は、だんぜん生身のアクション映画(ほぼカンフー映画)好きだったこともあり、劇場で観たことはなかった。
「私を愛したスパイ」の水陸両用のロータス・ヨーロッパはカッコ良かったけど。
それがレンタルビデオで見ておもしろかった「テロリスト・ゲーム(これもジェームズ・ボンド風)」主演のピアース・ブロスナンがボンドを演じると聞いて、「ゴールデンアイ」観たのが初ボンド映画だった。
予想以上におもしろくて、その後のボンド映画はずっと観ている。

当然、ダニエル・クレイグ版のジェームズ・ボンドは全作劇場で観た。
ジェイソン・ボーンシリーズがヒットした影響か、007シリーズもハードでリアルなアクション映画に舵を切ったんだなと、「カジノ・ロワイヤル」を観た際に思った覚えがある。

ダニエルボンドになってからはすべての話が繋がっているので、数年おきの公開に合わせて、前作の復習をしてから観ないと話についていけないようになってしまったが、硬派なボンドシリーズも好きだった。
ボンド映画らしい飄々としたエンディングを観たかったのもあるが、この路線のシリーズ最終作となると、あのウエットなラストも仕方ないかなと思う。
ただ、最終作だけにもう少し敵が強ければ良かったなとは感じた。
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