バロウズ

アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴのバロウズのレビュー・感想・評価

3.2
1978年のカルト映画「発情アニマル」のリメイク。いわゆるレイプリベンジ映画です。
湖畔にあるキャビンにやってきた作家の主人公が、地元のゴロツキ保安官どもにレイプされ瀕死の状態で湖に棄てられる。
復讐を誓った彼女は自分をレイプした奴らを次々と血祭りに上げていく、というシンプルなお話。

殺し方がSAWみたいにいちいち凝ってて、お前どこでそんな仕掛けを習得したんだよ!とツッコミを入れてしまいそうでした。

ただ前半のレイプシーンははっきり言ってぬるいです。肝心な場面は見せないし、オリジナル版みたいにもっと嫌〜な感じにできたはずなのに、レイティングの関係かマイルドになっているのが残念。
あとレイプの主犯格がそれなりにイケメンだったのもなんだか…。もっとホワイトトラッシュなキモい奴らの方が絶望感が増して良かったのでは。

決してつまらないわけではないので、拷問ホラーとしてはそこそこの映画だと思いました。
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