ロッキーの元になった人物ということですが、想像していたより大分不器用で調子に乗りやすいタイプで女、酒、薬に溺れてしまうという何とも全く美化されていないロクデナシな人生を描かれています。
観る前まではアリ戦がクライマックスなのかと思っていましたが、その後の堕ちていく人生がメインでした。ボクシングを目的で観ようと思うとどういう気持ちで観ていればいいか分からなくなりますが、まぁリーブ・シュレイバーの殴られっぷりやエリザベス・モスの相変わらずの男運のない妻を楽しんで観ることにしました。映画ではエリザベス・モスと離婚してナオミ・ワッツと結婚してましたが、現実はナオミ・ワッツとこの後別れてしまいましたね。スーザン・サランドンとティム・ロビンスぐらい好きな夫婦だったので残念です。
ロッキー好きは見るべきか?と聞かれるとそうでもないです、元になったというチャックとモハメド・アリ戦をYouTubeなどで観るぐらいで良いと思います。