レオ

スクリームのレオのレビュー・感想・評価

スクリーム(1996年製作の映画)
3.8
サスペンス、コメディの要素も十分に詰まった面白いホラー。

ところどころで小ネタとして他のホラー映画が出てくるのが特徴。羊たちの沈黙に言及していて、意外に新しいホラーシリーズなのだと気がついた。

見どころは色々ある。

まず、開始直後の殺害シーンがベタながらもスタイリッシュな雰囲気を醸していて良い。そして、ここの死体はよく見ると結構気合を入れて作り込んであってグロ面でのクオリティが高い(一瞬しか映らないから停止推奨!)

ストーリーは終盤まで犯人や動機に確証が持てない先を読ませない展開が続き、どうなるのか想像させる楽しさがある。

最終盤では全てのキャラがしぶとく、それぞれに活躍を見せるので笑えるしハラハラする。

難点は殺人鬼ゴーストヘッドがなんだかドジで、女の子にもしばしば撃退されているからあんまり強そうに見えないところかな。コメディ要素としてはそれも良いと思うけど、怖さは落ちてしまった。

■共通項目
脚本:☆☆☆☆
映像:☆☆☆☆
音楽:☆☆☆
役者:☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆
オリジナリティ:☆☆☆☆
個人的好き度:☆☆☆☆

■ジャンル項目(ホラー、コメディ)
笑える度:☆☆☆
ドキドキ度:☆☆☆
ホラー映画愛:☆☆☆☆☆
(恐怖度:30)
レオ

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