はな

少女は夜明けに夢をみる/ 夜明けの夢のはなのレビュー・感想・評価

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題材的に絶対見なきゃなんだけど、駆け込みでギリギリ見れた。彼女たちの痛みが自分の心に入りきらなくて、観てて頭が変になりそうだし結構泣いてた。
自分が少年の更生に関わっているのはもちろん人間の可能性を信じてるからだけど、「社会には勝てない」というのは本当にそうで、でもだからこそ、環境を変えれば、少なくともその人の目を見て付き合えば、そこに希望が持てると思ってる。
でもこうして映像化されて伝達される顔に対しては、気づきがあっても応答することはできなくて、ただただ辛いっていう感情だけが残る。だから、これを見た映画好きの人は、私も含め、せめて自分の身の回りだけでも気を配れたら素敵だと思う。
映画としては、スクリーンに映る少女達の顔から、リアルで子供と向き合う時に感じるようなものを感じられたのが良かった。
でも、私の自己研鑽活動が彼女たちの人生で成り立ってることを考えるととても心苦しい。彼女たちにそのことを指摘されたことも。
だからドキュメンタリーってきつい。
あとは、更生について、やっぱり犯罪の被害者がいることも忘れてはいけないと思う。彼女たちもまた被害者ではあるけれど
はな

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