あさのひかり

ムーミン谷とウィンターワンダーランドのあさのひかりのレビュー・感想・評価

3.6
ムーミン一家とムーミン谷のみんなのある冬のお話。冬やクリスマスがテーマの映画だけど、秋の冬支度から始まるから、今観るのもそれはそれでタイムリー。ああ、もうすぐ冬だね、って気持ちだけでも冬の心構え。

北欧の冬ってすごく寒くて暗くて長そうだし、それを感覚的に怖いもの、って感じるのよく分かる気がする。でも、その寒さを運んでくるモランのキャラが切ない・・一方、ムーミン谷の住人たちは個性豊かでなんだかんだ楽しそうな雰囲気。

色んな手芸の材料を切り貼りしたみたいな手作り感すらあるパペットのムーミンキャラクターも背景も全部かわいい。これぞ北欧、って感じのかわいさ。レトロな雰囲気にも見えるけど、意外と最近の作品なんだ。

ムーミン一家の冬眠(彼らが冬眠するの初めて知った)もスナフキンの放浪も、「うらやましい・・やりたい、出来ないけど・・」と思ってしまう、なんか疲れてるのかな。ゆるふわ癒し系映画続けて観てるし、最近実は癒しを求めてるのかも。

あと、この映画観ようとしてるのと同じタイミングで、クリスマスのムーミンの柄の小さいマグカップに入ったプリンアラモード見つけて、なんてタイムリー!と思わず買っちゃったよ。
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