きっと今、映画に対してこんなに汚れない片想いを瑞々しくブチ込める人いないんじゃないですか
青春映画を作り続けるある種の"執着"みたいなのものが松本監督のより"片想い"の部分を強くしている気がする
全然上手くないギター、歌声も中の下
つんつるてんの制服、屈託ない笑顔
延滞してしまった貴方への想いは
言葉にすると小っ恥ずかしくって、
届ききらなくて、伝えきれなくて
勝手にその気にさせて、勝手に好きになって、
勝手に傷ついて、勝手にフラれてさ
所詮そんなもんって思ってたけれど
割り切ることはできなくて
未完成で未成熟な毎日にいつも満足しきれないし
結局今日も未発達の1日を過ごすなんて
そんなダサくて有り余った青春なんか
過ぎていけ、早く私の延滞10代