伏線が最後に全て回収されるとか登場人物皆集まって大団円とかは、出来が良い感マシマシになりますな
…「感」ね、あくまでも「感」！
ループものの醍醐味である「反復による学習」ネタや、繰り返しという人生への思索、ちょっとしたミステリー要素など押さえるトコは押さえてるが、全体的に少し薄味風味
個人的にはそもそも主人公があんまりダメ人間に思えず、故にこの映画を経て変わったように見えなかったんだよ
普通でも結婚式の厳かな雰囲気に背中押されてこれぐらいの心境になるだろ男って
（本当に大変なのはこの後の「同じ日の繰り返しの様な結婚生活」だろうに）
「変わらない現実」のメタファーでもあるループもので「主人公だけが変化する（成長したとは言いたくない）」というのは一番重要な要素と思うだけにそこがもうちょい顕著ならもっと好きになったと思う
天丼的なギャグ演出も編集もっと頑張れた様な気がする
まあ根本的な事言うと主演のオモシロ黒人の顔がなんか生理的に好きになれなかったのがデカイので映画自体のダメ出しは流れ弾みたいなものですが…
エディ・マーフィは偉大である
