このレビューはネタバレを含みます
正直言って、おもしろくなかった。
コロナ禍で配信による公開となったベン・スティラーの新作(とは言っても2017年作品だけど)を鑑賞。
47歳、ある程度の仕事と幸せな家庭を持っているのに、成功した…
人生の悲哀専門家ことベン・スティラーの"中年の危機"にはかなり自分内で調整しないと共感できないんだけど(十分成功してる役柄なので)、とはいえ「自分にも10年後には少なからず同じような心境が訪れるのか…
>>続きを読むオンライン試写会にて鑑賞。
中年男の劣等感や言い知れない不安や憂鬱に塗り固められた作品だった。
主人公・ブラッドの他人を羨む気持ちには誰しもが共感すると思う。
妄想シーンとかあるし、一応コメディなん…
ベン・スティラーとオースティン・アブラムスの父子が、『ビューティフル・ボーイ』のスティーヴ・カレルとティモシー・シャラメに見えちゃってしょーがないです。
こちらの息子は真面目でイェールにも入れるけ…
華やかなキャリアと富を手に入れた大学時代の仲間たち。
それにひきかえ、平凡なミドルクラスの自分。
将来有望な息子を誇りに思う一方、いつか息子の成功に嫉妬する自分を想像してしまう。
優しい妻と良い息子…
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