47歳のブラッド、息子の大学受験面接に付き添った三日間を通して、ミッドクライシス描いたコメディ。
ブラッド・ピットしているプロジェクトB製作、マイク・ホワイト監督、主演はベン・スティラー、脇も豪華な安定した作品だ。
「自分はwinnerかloserか」
大成功している旧友と自分を比べ気分がUpdownするナンセンスさを上手くまとめている。
中年にもなって、息子に見栄を張り、若い女学生に話を聞いてもらう辺りはキャバクラに通う中年オヤジそのもの、一方、一見成功者に見える旧友達も学生からは「人を見下している」と非難されたり、金に埋もれて嘘つきまくりがミエミエ、詐欺罪起訴されるのに怯えていたり、差別主義者でみっともなかったりと、ドイツもコイツも
目くそ鼻くそ
この映画は男性からの視点で自嘲気味に描かれているが、女性監督だったらどのようなカタチにまとまるのか。
息子の女友達から、「You have enough!」と軽蔑される始末。
ココ、今の世界中の女性が思っていること!「もう50歳なのに自分勝手なのね」
目をそむけたくなるような映像もなくさらりと見れる。それだけに、夜の男性陣に見て欲しい。女性はグループでポップコーンを片手にワイワイ見て欲しい。F◯◯◯な男性陣の振る舞いにポップコーンを投げつける!そんなイベントをしたい位の映画だ。