このレビューはネタバレを含みます
ブリタニアという内側から社会を変えようとしたスザクと、黒の騎士団という外側から社会を変えようとしたカレンの言い合い
「抗うことは必要だ そのためにレジスタンスとして戦ってきたのよ」
「組織を使うという手だってあったはずだ!」
「その組織に、システムに入れない人はどうするの!」
「組織に入るしかない人はどうなる!」
それぞれ、的確な性別に的確なセリフを言わせてて良かった。組織に入れない女と、組織に入るしかない男って構図は、現行の男社会そのまま。
シャルルとマリアンヌが望んでたのは、エヴァの人類補完計画とほぼ同じで、ルルーシュの指摘は、ゲンドウにも刺さるだろうな。「ありのままでいい世界には変化がない。生きるとは言わない。思い出の世界に等しい。完結した閉じた世界」