ShojiIkura

おみおくりのShojiIkuraのレビュー・感想・評価

おみおくり(2018年製作の映画)
3.4
 演技として、たどたどしさを感じる場面も少なくなかったのだが、色々な人の死と直面し、それを穏やかなものへとサポートするというストーリーがすでに感動必至となっている。
 私の母の死の際、臨終した時の顔と納棺の際の顔を見ていて、納棺師の技術はすごいと思っていたが、この映画で心のケアも担っていると知った。痛ましい事故などで亡くなった方も安らかな顔へと「化粧」していくのは、なんのトラウマもない人でも決意のいるものだ。ここにまたひとつ、尊い仕事を見つけた。
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