「怖かった?
…だから彼女を遠ざけたの?」
とても美しい森の奥に全裸で殺された少女の死体がありました。首にはロープが絞められています。
少女アイノアはまだ13才でした。FBI上がりのサラサルは同じエリソンド地方の出身ということで事件の指揮を任されます。
事件は他にも同じロープの絞殺死体カルラの発見により連続殺人と考えられました。
落ち着いた背景の美しい映像の映画です。ヨーロッパの生活が垣間見れて、それがとてもキレイです。
場面が多く、小説のように中身の詰まった感のあるストーリーです。三部作の一作目ですが、小休止という感じで一旦、この映画で決着はつきますが、謎は残ったままに次作となります。
猟奇的連続殺人の好きな方には真面目なミステリーとしておすすめできると思います。
「また、菓子を焼かないとな」