城戸四郎、島津保次郎監督の築き上げた松竹蒲田調映画の最高峰だろう。日常何気ないエピソードを切り取り、淡々とした風情を醸し出す小市民の平和な日々。東京近郊のサラリーマン家庭の女学生八重ちゃん逢初夢子、…
>>続きを読む名匠島津保次郎監督による完璧な松竹蒲田調映画。1936年、松竹の撮影所が蒲田から大船に移転し「蒲田調」から「大船調」へと呼び名が変わったが、中身は変わらない。小市民の日常をあたたかい目線で軽快に描い…
>>続きを読む岩田祐吉(服部昌作)
飯田蝶子(服部浜子)
岡田嘉子(服部京子)
逢初夢子(服部八重子)
高杉早苗(真鍋悦子)
水町亮太郎(新井幾造)
葛城文子(新井松子)
大日方傳(新井恵太郎)
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不穏な終わり方、何も解決してないよ…
出戻りはなかったことにされて、ハッピーエンドになってるの怖い、みんな姉を探しなさい。姉の告白が汽車の音にかき消されてるところも、意図的ではないだろうが抑圧を感じ…
このレビューはネタバレを含みます
流石に観にくかったけど、八重ちゃんは可愛さが伝わってきました。
女の子は肉親よりやっぱり好きな男の子の側にいたいんだね
靴下繕うなんて今じゃ考えられないけど、当時は物を大切にしてたんだろうな、、
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【1934年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
『浅草の灯』『兄とその妹』などホームドラマの名手、島津保次郎監督作品。八重ちゃん役の逢初夢子はこの作品で一躍スターに。助監督として豊田四郎、吉村公…
2022/7/14
昭和9年のご近所付き合い、女学生同士の会話等、描かれる日常がほのぼのしていて微笑ましい。前者は隣人に窓ガラスを割られても大らかで、後者はお互いのおっぱいの話に夢中。そして、子ども…
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