るい

小さき勇者たち 〜ガメラ〜のるいのレビュー・感想・評価

3.0
姉さんと怪獣映画探訪
前回で最終回とほざいてたが実は平成期に作られたガメラってもう1本あって
それが
2006年公開の本作です
角川製作、松竹が配給の唯一のガメラ作品で
監督が戦隊や平成仮面ライダーシリーズでお馴染みの
田崎竜太監督が手掛けています
話は
1973年に三重県志摩においてギャオスの群れが現れ、ガメラと相打ちとなった
人々はガメラが守る為に自爆したのだと
それから33年後
母を亡くして初めての夏を迎えた少年、透は
緋島で赤い光を見かけ、そこで赤く光る石とその上に乗っかっていた卵を見つける
孵化したのはカメだった
それを「トト」と名付けて可愛がる
空中浮遊能力を持ち、成長スピードの早い
トトを隣りに住む幼馴染はかつて1973年にこの地を守ったガメラではないか?と疑う
そんなある日トトは姿を忽然と消した
と同時に人を食べる怪獣「ジーダス」が現れ

そんなピンチに現れたのは更に成長を遂げたトトだった‥‥
今作、完全なる子供向けジュブナイル要素の強い作品であり
怪獣映画でありながらヒューマンドラマと動物映画の面も持っているという
実際に成長したトトとしてケヅメリクガメが登場したりしてます
ただやはり今作怪獣としての魅力が弱いんですよね、
とにかくガメラが優しい怪獣っていう
敵怪獣のジーダスはザ・悪って感じで
トラウマさえ見せるほど活躍してたが🤔
ちなみに、草食で陸生のガメラは今作のみです
ただ子供との繋がり合いや関係性は
今作が一番強く、まさに子供が主役の怪獣映画だった
演者も豪華で
主人公がドクターコトーの富岡涼くん
父親を津田寛治
(ちなみに、亡くなった母親役が一昨日レビューした「モスラ」の小美人モルを演じていた小林恵)
主人公の幼馴染が夏帆でその父親が寺島進で
お母さんが奥貫薫
その他にも、田口トモロヲや江口のりこなんかも出てた🤔
やっぱりなのか特撮が衰退期に入ってた頃だから、セットがやたらチープ
かつ監督が田崎さんだから
戦隊の巨大ロボ戦みたいだった🤣🤣🤣
所々迫力があるシーンもあったけど
コレって続編作る予定あったのかな?🤣
るい

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