このレビューはネタバレを含みます
「死」を考える
老い、死を否定的なイメージでしか見れない自分にとっては新しい視点だった。「死」は出会い。亡くなった人たちが近くに感じられる救いの映画だった。
・なぜ、ライオンなのか
ライオンはお父…
人生の冬と春が交差するとき、映画をつくることの、そして人生そのものの喜びを再発見する。年を経ても保存されていくキラキラした美しさと、年を経たからこそ生み出せる深みを繊細に織り交ぜながら描き出す様は見…
>>続きを読む絵画で例えるなら、諏訪監督の映画はドリッピング・アートだ。ポロックがキャンバスに絵の具を散らばせて描いた、あの作品だ。いたずら、もしくは悪ふざけ、そういうものが偶然に組み合わさって芸術へと昇華してい…
>>続きを読む子供たちが共同作業で楽しく映画を撮っているところとか、アピチャッポンの『真昼の不思議な物体』や『アジアの亡霊』、『幽霊の出る家』っぽいし、CGのライオンと目が合うところは『トロピカル・マラディ』のラ…
>>続きを読む幾つになってもジャン=ピエール・レオーがジャン=ピエール・レオーで、それだけで泣けた。
70代になってもあの素晴らしい前髪かきあげが見れるんですよ…顧客ニーズをわかってますね…
外でご飯(スープ?…
こんなの泣くよレオー…!
年老いたジャン・ピエール=レオー(役名もジャン)と子供たちが一緒に映画作りを楽しむ姿を見て感無量。編集した映画を眺めるみんなの瞳が輝いていて美しくて泣いた。幾重にも重なる映…
© 2017-FILM-IN-EVOLUTION-LES PRODUCTIONS BALTHAZAR-BITTERS END