このレビューはネタバレを含みます
諏訪監督の世界観が好き。
相反する言葉が共存していた。
美しくて素朴。
セリフが心情を表していてリアルなのに描写は少し謎めいている。
死に向かっていくジャンという老人と今から生きていく子供達。
死は出会い。
ジャン=ピエール・レオと子供たちの絡みが微笑ましい。
演技がすごく良かった。
湖と妻のシーンが美しくて忘れられない。
淋しいストーリーな気もするけど明るくもある。
生きるってそういう事なのかな。
最後にかかるアップテンポの明るいThe Lion Sleeps Tonight もなんだかいい。
もう一度見たい作品。