すたんぐ

サヴェッジ・ドッグ -闘犬-のすたんぐのレビュー・感想・評価

3.7
1950年代のインドシナ半島が舞台とかナチスの残党(シュタイナーとか)が出てくるとかいろいろあるんだけど、スコット・アドキンスが友人を奪われた上に愛する者を傷つけられて仇を打ちにいくというわかりやすい復讐劇。
後半はもうアドキンスが敵地に乗り込んで銃撃戦を始めたり、ドニーさんも出ている『孫文の騎士団』などに出演していたカン・リーとアドキンスがタイマンを始めたりするのでまあ一定の面白さはある。シーンを盛り上げているのは妙に凝ったゴア描写。首切断から頭部破壊まで。この作品のバイオレンス度を高めている。最後は『デッドロック3』でもラスボスとして現れたマルコ・ザロールとタイマンに。今回、ティム・マンは関わっていないのでアドキンスのアクロバティックな蹴りは少なめ。フィスト・ファイトは多め。正直最後はマルコ・ザロールにそこまでするかというトドメの差し方でこれがまたグロい。銃撃戦とアドキンスの格闘戦半々くらいの割合。
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