わたしの六月はゾンビ月間。
この一本前に「サンズ SUN OF THE DEAD」という邦画を鑑賞。
これがアメリカでリメイクされたのか!なんて思ったわけではないけれど、邦画と洋画でほぼ同じタイトルのゾンビ作品ってのが面白くて両方続けて鑑賞。
まぁ原題は「IT STAINS THE SANDS RED」だけどね。
国外逃亡を図るカップル。
どうもアメリカにゾンビが出現したらしい。
まぁこんな映画なので、女性の方が何とか命をつなぎ、逃走。
砂漠の真ん中で。
追ってゾンビは1体。
逃げる女も一人。
ゾンビは歩いて追いかける。
女も歩いて逃げる。
そんなんで、一緒にひたすら砂漠を歩くふたり。
まぁバカ。
行動がいちいちバカ。
ただ、設定上もこの女性は頭悪そうな役なので、映画的にバカなのか、バカが主役のまじめな映画なのかは微妙。
ジャケットに書いてあるキャッチコピーは「類を見ない驚愕設定」だが、このバカさ加減は確かに類を見ないかもしれない。
ゾンビ映画で、バカはまず間違いなく死ぬわけで。
ここまでバカなのに主役で生きるのはなかなか確かに類を見ない。
これね。
変にシリアスな話だから、バカが浮いちゃったのよね。
これコメディに徹したら意外と化けたかもしれない。
主人公の成長がテーマと思うが、路線をコメディにしてもそのテーマは活きると思うし。