けーな

恋するための3つのルールのけーなのレビュー・感想・評価

恋するための3つのルール(1999年製作の映画)
3.6
ヒュー・グラントのラブコメだけど、舞台は、ニューヨークで、マフィアも登場してくる。

ヒュー・グラント演じるマイケルが結婚しようとする女性の父親が、マフィアだったというお話。しかも、その父親を演じるのが、ジェームズ・カーンなのだから、映画ファンには、たまらない。そう、「ゴッド・ファーザー」で、ソニーを演じたジェームズ・カーン。ソニーの時は、めちゃくちゃ怖かったけど、今回は、娘を想う優しい父親。

マフィア映画へのオマージュも色々とあって、面白かった。マイケルがマフィアを理解するために、「ゴッド・ファーザー」と「カジノ」のビデオを借りてくると言ったりするシーンには、笑えた。

それにしても、この邦題は、何だろう?
3つのルールについて、映画内で言及されたか? 原題の「Mickey Blue Eyes」には、意味があって、映画内で、マイケルのことを訳あってそう呼ぶことになるシーンがあるのだ。それと、映画のラストに「The End」ではなくて、
「The The End」と画面いっぱいに出てくるのだが、それも、映画を観ていた人には、笑えるネタ。けっこう細かい所に、細かいネタを散りばめている、なかなかシャレた映画だと思った。
けーな

けーな