「腐っているのは、世の中なのか、俺たちなのか。」
最初のシーン。松たか子がカラオケで歌い出したときの失望感は右近と通じた気がした。
不器用なほど真っ直ぐすぎる主人公たちは、右翼団体の元埋蔵金を探すために日々、穴を掘って生きている。そんな彼の元へロボットがやってきた。
山田孝之の真っ直ぐすぎる男も荒川良々のこいつやばいなって感じの引いちゃうような雰囲気もさすがでした。個人的には佐藤健のあんまり観たことないような雰囲気だったのでそれも面白かったです。クールな感じはよくありますが、会社でのあのシーンとかなかなかないですよね。
ロボオとの友情や、左近が煙たがっているように見えてお兄ちゃんのこと結構好きなんだなってのが伝わる雰囲気も良かったです。
2021.1.20.5本目