あらすじ
「負けと知りつつ、目を覆うような手を指して頑張ることは結構辛く、抵抗がある。でも、その気持ちをなくしてしまったら、きっと坂道を転げ落ちるかのように、転落していくんだろう」
いや、原作通りだから良いけどさ、このくそださタイトルなんとかならなかったもんかね？そして、本人がちゃんと心情を丁寧に書いてる分、小説の方が面白かった。残念無念。
あと、松田龍平って演技上手いかね？松田翔太ならまだわかるんだけど。
正直、無駄にちょい役で出た妻夫木聡に主演させるべきだったのでは？妻夫木くんて、こういうとアレだが、無能な役とか凡人の役のときこそ輝く人だと思ってます(いい意味で！)。
で、冒頭の言葉はこの話とは全然関係ない、木村一基さんという棋士のお言葉。
木村一基さんは、どんな負け将棋も粘りに粘って、カッコ悪くてもみっともなくても泥沼を這いずり回るように粘って粘って、最後に負けるハゲのおっさんです。が、つい最近粘りに粘った結果、将棋界最年長でタイトルを取りました。
この人を映画化しませんか？まああのハゲ役を誰がするのかは問題だけど。
