このレビューはネタバレを含みます
アメリカで銃犯罪の多発が問題視されている今このタイミングで再度上映されたら、どんな反響だろうと考えさせられました。
「警察は事件が発生してからでないと動いてくれない」という義父の言葉でこうも行動に移れるものなのか。
自身で「死神」として悪に対して銃弾を撃ち込みながら、一方で医者としてその銃弾を患者の体から取り除く。
矛盾した行動でありながらも世間からは肯定されもする。
そしてポール医師の行動は確実にエスカレートしているように見える。
警察の捜査が確実にポールに迫ってくるという展開はホラー映画さながらのドキドキ感がありました。
ただ、ちょっとブルース・ウィルス過ぎませんかね。
最後の方は銃撃つの上手過ぎて・・・
最後の場面は「あの机買ったのね」という回収と警察の2人がポールの供述の矛盾を深く突くことなく収めてくれたお陰でホッとすることが出来ました。