もんきち

デス・ウィッシュのもんきちのレビュー・感想・評価

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)
2.0
「要するにカンフー映画」

とりあえずBウィリスの医者姿の似合わない事といったら。
逆に銃を持つ所作はなんとしっくりくるのでしょう。
やはりこの人は「殺す側」でないといけません。

さて今作、「徐々に目覚める歪んだ正義」というよくある感じなのですが、そこに狂気性がないのでまったく入りこめません。命を「救う」のと「奪う」という二面性もイマイチうまく描けてません。
刑事との絡みを軸にすればもう少しズシっとなったかもしれませんが(なにせディーン・ノリスですから)、この尺じゃあ無理ですか。
「死神」としてのダークヒーロー的な切り口も中途半端。
結局Bウィリスはドカドカ撃ち殺してくれるに限るね!てのが感想。
あの弟の役割が最後までわからないままでした。
ラストシーンだけは〇でした。
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