色々失敗したんじゃないかと思うリメイク映画だった。ひとつは、社会情勢とのタイミング。フロリダ州の高校での銃撃事件の後、銃規制を強めようという運動まっ最中での公開となった。個人が銃や暴力で復讐をするとか、少し間違えればその人の主観で銃殺事件を許容してしまうような内容。観客としてもヒヤリとしながら観ることになってしまった。
もうひとつは、予告編。重要なシーンがひとつならず２つ以上予告編で流れてしまっていたので、「あのシーンが来るというこは…」と脳裏で予想ができてしまい、驚きもドキドキも感じることができなかった。小さいシーンならともかく、映画を観た後で益々「あれは予告に使っては駄目だろう」と思った。
イーライ・ロス、それなりに好きなので次回に期待しよう。
