民間人すぱすぱ

デス・ウィッシュの民間人すぱすぱのネタバレレビュー・内容・結末

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

今年39作目「デス・ウィッシュ」鑑賞。
嫁を殺され、娘に大怪我を負わされた外科医が自警団としてヒャッハーな輩をぶち殺しまくるというチャールズ・ブロンソンの「狼よさらば」のリメイク。
それをブルース・ウィリスがやるっつーことで、超期待していました。
意気込んで公開初日の劇場に時間ギリで駆け込むと、その異様な雰囲気に圧倒される。
年齢層が異様に高い!(汗)

おっさんを通り越してジジイ諸兄が多くの席を陣取っている。。。

恐らくブロンソン版からの往年の猛者達なのであろう。

私の様な若造を鼻で笑う視線を感じながら、ジジイどもをかき分け席に着くが、館内を漂う加齢臭にむせ返りそうになる(遠い目)

ここまで長々と前置きを書くということはお気づきになる方もいらっしゃると存じますが、この映画の本編はというと...残念です。とても残念です。

何が残念なのか?!一言でいうと圧倒的な「食い足らなさ」なのであります。

ブルース・ウィリス(面倒なので以下、ハゲ)が「人ごろ...否、世直し、たのすぅいーーー!!!」つって調子乗り始めるくらい迄は楽しかったです。

でも予告でもそのシーン観てたから、もっと他にもあるんでしょ?!チョーダイチョーダイつって構えてたのに、それ以上は無し。。。
ハゲが圧倒的に不利な大ピンチには、たまたまボーリングの玉が落ちて来て悪者の頭にクリティカルヒット!

うそーん!そんなんありですのん。たまたまですやん。。。

ラスボス(ラスボスにしてはショボすぎる)とのバトルもウワッ!そのオチ、予告に出てますやん!マジで?!!と石原慎太郎バリに目がシパシパシパシパなりました。
もっとコッテリとヒャッハーピーポーをブチ殺すシーンが多ければ神映画に成り得たかもしれない本作がとても残念です。
大事なのでもう一度言っときます。とても残念です。