自宅観賞。
上映時間39分間の名作。
観終えて、すぐにもう一度観た。
一度目は、問題のいろいろな根深さと苦しさに衝撃を受けて泣いた。
二度目は、切ない青春映画として味わい楽しみながら泣いた。
ひとを恋する多様性について傷ついたり戸惑ったりする高校生、判っているかのごとく発言や行動してしまう教師たち。
2016年の制作当時に比べれば、5年経って、アイデンティティの多様性については社会の向き合いや個々人の気づきが広がっているようにも思うが、どうなのだろう。
シュシュを外すあの子の泣き顔と、楽しそうに好きなひとのことを語るあの子の笑顔が切なすぎる。
「あなたを守る」というカランコエの花言葉が後からじわじわ沁みる。