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カランコエの花のmのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
2.0
高校生の時、物が恋愛対象だ、って友達にカミングアウトされたことがある。その時の私はなにも疑問に感じなかった。私の記憶では否定も肯定もしなかったと思っている。過度に素晴らしいとも、過度にキモいとも。でも記憶は美化される。ホントにあの時の私は彼女を傷つけなかっただろうか。

ドキュメンタリー風の作品で正直、物凄い面白かったってわけではない。まるで授業を受けさせられているような説教臭さがあり、私には合わなかった。

世界は広い。学校の中での常識、窮屈さなんて外に出れば忘れられる。けれど、学校の中で得た感情(幸福も不幸も)がいつまでも尾を引くこともある。色んな意味で世界は広い、という認識を持たなければならない。

cc/ただ、あなたを守りたかった。
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