カナダのいぬ

カランコエの花のカナダのいぬのネタバレレビュー・内容・結末

カランコエの花(2016年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

短い映画なので観やすいです。
LGBTを扱っているということでどう描かれているのか興味がありました。主人公がLGBTなのではなく友人がLGBTで、LGBT当事者の本心が語られることはなく、カミングアウトによって周囲の人がどういう影響を受けて行動していくのかを描いています。
クラスの男子や保健の先生とか、ああこういう人いるよなって感じです。過剰に反応して面白がる人や、教師という立場上なんとかしなければという思いから生徒の気持ちを尊重せずに行動する教師が登場します。そういった人達の表現がありきたりに見えるような、逆にリアルで上手く描かれているようなあまり映画は詳しくないので分かりませんでしたが。
映画全体としては「LGBTを扱いたかっただけ、それを当事者目線ではなく周囲に視点を置いて描きたかった」だけという印象を受け、可もなく不可もなしでした。
最後の保険の先生との会話が柔らかく可愛らしい雰囲気で、2度目観た時に違った見方ができて良かったです。
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