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カランコエの花のcrnのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
3.5
夢の中のような白っぽい世界で描かれる、普遍性のあるお話。良かれと思ってとった言動が相手を傷つけてしまうことは、人が成長する過程で経験すること。その悲しみで止まらないで、という願いが感じられるラストだった。

この映画の制作年から数年で大きな変化はあったけれど、このようなことが日本の学校や会社、社会の中で日々起きているのだろうと想像する。 LGBTQを頭で理解していても、自分に引きつけて考え感じることが難しい人は、今も結構いるだろう。そんな人やその周りに人には、良い40分の使い方になりそうな作品。
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