このレビューはネタバレを含みます
「少女は卒業しない」を観たので過去作も観たいなと思っていたところ。アマゾンプライムビデオで配信があったので視聴。
いやー‥きっついわ‥
何がきついってこのストーリーの構成ですよ。
エンドロールの音声で7月1日をやるって、あのシーンの直後ですよ?
それで嬉しそうに好きな人のことを語るシーンなんて心が刔られます。辛すぎ!
2016年って今ほどLGBTQも浸透していなかったし、受け入れられてもいなかったでしょう。
多分、言葉が認知されてきて、多様性の声が大きくなってきた頃ではないでしょうか。
保健の先生も悪いわけじゃないし、教育の場でもなかなか難しいのでしょうね。
咄嗟に主人公が「桜はレズビアンなんかじゃない」っていうのも、庇う気持ちからだったのに一番傷つけてしまったこと根底に差別意識があったことに気がついて泣いてしまうっていうのもなんとも言えない気持ちになりました。
わずか40分くらいで、これほどまでにダメージを与えるとは‥!!