どらどら

カランコエの花のどらどらのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.3
胸が苦しくなる作品
「誰なのか?」という視点を(誘導されているとはいえ)どうしても持ってしまう視聴者が自分の視点の残酷さ•汚さ•無意味さ•加害性を痛烈に自覚する構造
撮影当時よりもうすこし社会も前に進んだ(と信じたい、、自民党、、、)今、こういうことは起こりづらいとは思うけれども、実際はどうなのだろう
自分が高校生のときにはホモネタは男子の間で溢れていた
その空間にいた自分の加害性を忘れてはいけないと改めて



「守る」行為とは「消す」ことではないというのはもはや当たり前な気もするけど重要なこと
この映画を脱レズビアン化する感想も散見されるがその行為の加害性についての映画でもあると思います
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